カズミのオイシイセイカツ

デート×グルメ 友達以上恋人未満の楽しみ方

跳ね馬×三田デート

友達だと思っていた異性を恋愛対象として見てしまう瞬間。それまで笑い話にお腹を抱えるばかりだった二人が、突然見せたことのない真剣な表情でお互いを見つめ合う。大きく向きを変える感情のベクトルに自分達自身が戸惑いながらも、突きつけられる異性としての認識に抗う術なく、時間が止まったような感覚に襲われる…。そんなシーン、あなたも経験した事ありませんか?

 

今日はサイトで出会ったpさんと、三田の馬肉バルへ伺います。実はこのお店を我が師匠m先生が何年か前に使っていたという事で、僕にとってはどこか聖地巡礼のような感覚のお店選びでありました。

馬肉バル 跳ね馬
〒108-0014 東京都港区芝5-22-5 原田ビル1F
3,500円(平均)700円(ランチ平均)

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pさんは沖縄出身のとっても陽気な女の子。「なんくるないさー」の精神がベースとなっていて、サイトでメッセージのやり取りをしてる時から話は大盛り上がり。今日の初対面はデートというより『飲み友達と新しいお店を開拓しよう!』の気分。それに、予報では明日朝から大雪になるって話です。もし朝まで一緒に…なんて展開になろうものなら、帰り道で大変な事になるのは目に見えています。そんな苦労を女の子にさせたらダメですからね、ゼッタイ。

 

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さてさて、お馬さんをメインに食べた事がなかったもので、イメージしていたのはジビエみたいにワイルドなもの。もっと臭みというか癖というか、ハードパンチが飛んでくるぞと身構えていたのですが、意外にも淡白でスキッとした味わい。そう言えばサーブしてくれたお店のスタッフが「早めに召し上がってくださいね」と言っていたような…。それだけ新鮮な状態だから、この凛とした味わいが成立するのかもしれない。そんな事を考えながら盛り付けをよく見てみると、魚のお刺身みたいじゃないですか。ワインがオススメの馬肉バルでこのお皿はどうなの⁉︎と不思議に思っていたのですが、ナルホド鮮度を保つ為の工夫だったんですね。ワインと共に美味しく頂きました。

でも、pさんに言わせると「…無味っ!」とバッサリ(爆)それはそうですよ。故郷に帰れば山羊やウミヘビを食べる文化圏。超高地トレーニングを積んだ長距離ランナーが小学校の運動会で借り物競争しているようなものでしょうよ。じゃーどんなのが好きなのか聞いてみると

「ヤシガニを捕まえて食べるのが好き♡」

それは…間違いなくスペシャルなやつだね:(;゙゚'ω゚'):

そんな調子でやっぱり盛り上がるpさんとの会話。お腹いっぱいになるまで今夜も楽しい時間を過ごしました。

お店を出れば明日の大雪を予感させる空気が既に漂い始めています。「ゔ〜…寒いっ(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾」そう2人で大騒ぎしながら田町駅へ向かう歩道橋を上がる途中、はしゃぎ過ぎて足を踏み外しそうになるpさん。

「大丈…夫?」

そう抱き支えたpさんと目が合った瞬間、僕は息を飲み込んだ。身長差の激しい2人の目線が不意に急接近したから?はじめてのゼロ距離に淡い香水の匂いを感じたから?理由はわからないけれど、目の前にいるpさんが全く別の子になったのかと思える程、彼女の女性としての魅力に釘付けとなってしまった。pさんも真剣な表情でじっと僕を見つめている。実際には何秒の出来事でもなかったはずだけど、僕にはその瞬間が時間を止めたかのように長く感じた。気付けばそのまま唇を重ねていた。深いキスだった。

「帰りたくないよ。カズさんと一緒にいたい…」

やはり翌朝は日が昇る前から雪が降り始めました。その夜何度も何度も果て、シーツを大量に濡らしては恥ずかしそうにしていたpさん。2人手を繋ぎ舞い散る雪を見上げながらの帰り道は、そう寒く感じる事もありませんでした。